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北東アーネムランドへの訪問ガイド
2009.5.3更新



北東アーネムランドに入りたい人へ
(主に北東アーネムランドについて記述しておきましたが、アボリジナル・ランドに入る場合は共通する内容が多いので、是非一度お読みください。)

(1)北東アーネムランドという場所
アーネムランドといっても広い。九州ぐらいの広さがある。東と西では伝統音楽のスタイルも違い、言語も違う。北東アーネムランドでは主にヨルングという先住民のグループが住んでいて、13〜14のクラン(言語グループ)に別れる。それぞれのクランで違う言語(ただし互いの言語は共通している部分も多いので理解出来る)を話す。まず理解しなくてはいけないのはアーネムランドはアボリジナル・ランドであって、観光地ではない。他のオーストラリアの場所と違うことは、この地に入るためには許可が必要となる。

(2)Nhulunbuyという場所
Nhulunbuy(Gove)は北東アーネムランドの玄関口で、ここにはボーキサイトの鉱山がある。この町自体はアボリジナル・ランドではないので、酒などの販売もしている。宿などで酒を飲むことは許可されているが、その他の地域では禁止されている。(「お酒」の欄参照)町中には2軒のスーパー、銀行(Westpac)、テイクアウトのお店、などがある。病院もある。許可は入らないという事とだからといってキャンピングエリアは皆無であり、町の外はすぐにアボリジナル・ランドであるため、外に出るためには許可が必要である。

(3)Yirrkalaという場所

Yirrkala Art CentreがあるYirrkalaコミュニティはNhulunbuyから車で約20分。パーミッションがあってもこのコミュニティを自由に散策することはできず、基本的にアートセンターと向かいの小さなスーパーのみ歩くことができる。


(4)アクセス
ゴーブへはカンタス航空の子会社、カンタスリンクが1日1往復、ケアンズとダーウィンから運行している。
それ以外にエアノースがダーウィンから1往復飛んでいる。車で陸路から入るためには未舗装道路をダーウィンから8時間以上かけて行かなくてはならず、熟練したドライバーでもかなりのリスクがあるのでお薦め出来ない。レンタカーもアーネムランドでの走行については保険の適用外となるので注意が必要である。また雨期(11月から4月ぐらい)は通行不可となる。
空港から町中まではシャトルバスがあり、片道一人$8。

(5)パーミッション(許可証)

アボリジニの土地に入るには許可証が必要となる。Demurru Land Management(イリカラ周辺のみ)またはNorthern Land Councilへ連絡し、許可をとる必要がある。

Dhimurru Land Management Aboriginal Corporation
Postal address : PO BOX 1551 Nhulunbuy Northern Territory 0881 Australia
Phone : +61-8-8987-3992
Fax : +61-8-8987-3224
http://www.dhimurru.com.au/

アーネムランド全体の許可申請はNorthern Land Councilへ申請が必要。
http://www.nlc.org.au/

(6)交通
現地での主な移動手段はミニバスと呼ばれるタクシーである。乗り合いもできるが、通常は普通のタクシーのように単独で利用することがおおい。料金は以下の通り。
Nhulunbuy - Yirrkala $40(片道)
Nhulunbuy - Ski Beach $30(片道)
(人数がいれば安上がりで済むが、一人だとかなりの出費となる。)
また相乗りの場合はひとり6ドル。(ただし人数により変動する。)
*なおNhulunbuy以外はミニバス乗り場はないので、電話で呼ぶか、偶然通りかかったものを乗るしかない。

(7)宿
Nhulunbuy (Gove)には2軒の宿がある。少々高い(1泊150〜200ドル!)が、キャンプなどはできないので、初めての人はどちらかの宿に泊まる必要がある。
Gove Peninsula Motel +61-8-8987-0700
Walkabout Lodge +61-8-8987-1777
過去の例として、ジャルーの家の外で無料キャンプができたこともあったが、現在は許可されていない。いきなり訪問してキャンプをするというのは失礼極まりない行為である。

(8)レンタカー
レンタカー会社も2社ある。大手レンタカー会社は入っていない。(空港にはThriftyのカウンターがあるが、ゴーブでの業務は行っていない模様)
Gove rentals 4x4's & Cars +61-8-8987-1700
2005年11月にきいたところ、4WDで1日155ドル、セダンで1日89ドル程度。(どちらも1日200kmまで)
Mannys Car Rental +61-8-8987-2300

(9)おみやげ
ジャルー・ファミリーなどに会う場合、コミュニケーションの手段して、おみやげの持参をおすすめする。

たばこ・・・ケアンズやダーウィンの入国前にウィンフィールド・ブルーというたばこを1カートン購入して持参することをおすすめする。彼らは他のたばこを好まない。免税店なら250本入り46ドルだが、町で購入すると200本入り78ドルぐらいする。1カートン買っても家族で分け合うのですぐになくなってしまう。あまり喫煙は個人的にもおすすめできないのだが、一番効果的なおみやげであることは否めない。



写真・・・来日公演などで一緒に撮った写真など持参すると会話のねたになるので効果的。

子供用のおみやげ・・・ジャルー・ファミリーには数多くの子供がいる。ちょっとしたおもちゃや子供用の服など持参すると喜ばれる。


(10)お酒
現在アボリジナル・ランドではお酒の持ち込みは堅く禁じられている。たとえ彼らがお酒を買ってほしいと頼まれても決して買わないこと。これはコミュニティ全体の重要な問題であり、私たちはその規則を守らなければならない。もし見つかった場合は、多額な罰金が課せられ、強制退去になる場合もある。さらに個人的な問題だけでなく、今後の日本人の訪問許可が厳しくなる場合も考えられるので、責任を持って行動してほしい。


(11)撮影
基本的に写真撮影は撮影相手の承諾が必要。日本同様、写真に写りたくない人もいる。子供達はカメラが大好きなので、撮ってあげて見せてあげたり、時には彼らにカメラを渡して撮影させてあげると面白い写真を撮ってくれることもある。ジャルー・ファミリーは撮影に関して理解を示してくれるが、例えば酔っぱらった男性や、儀式の場所などは撮影しない方がよい。場所によっては神聖な場所もあるので、風景などを撮影するときは確実な許可が必要。

(12)儀式への参加
これは不可能に近いだろう。(2)に示したとおり、儀式が行われている間は訪問ができないことが多い。彼らの儀式などを見たい場合は、Garma Festivalに参加することをおすすめする。

(14)ツアー

現地で実際に訪問を受け入れてくれる窓口がある。事前に連絡をして、 予約をしてから利用されたい。
1 Yidaki : Meet the Master  2時間  Rripangu Yirdaki主催  Opportunity to meet the Yidaki Master  料金:お問い合わせ
2 Introduction to Yidaki  1日  Rripangu Yirdaki主催  Learn the basics about Yidaki  料金:305.00豪ドル
3 Learn from the Master 2-3日  Rripangu Yirdaki主催  Opportunity to learn about Yidaki in a small group  料金:315.00豪ドル/1日
4 Yidaki Masterclass 5 days  Rripangu Yirdaki主催  Opportunity to make and learn about Yidaki in a Masterclass format  料金2550.00豪ドル

ご予約・問い合わせ: www.yolngutourism.com TEL(オーストラリア): 0447 087 091  Email: tourismhub@bigpond.com

(13)事前連絡など
また 北東アーネムランドをはじめて訪問するとき、また現地の情報などを知りたい人は、こちらまでご相談ください。
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